2021年、大阪府寝屋川市に美容室「hair's LOG(ヘアーズ ログ)』を独立オープンさせていただきました!

今、ヘアカラーのアレルギーに注意すべき理由とその対策方法

 

どーもー!

大阪でジアミンアレルギー、ノンジアミンヘアカラーについて真剣に考えるhair’s LOGのあっくんです。

 

ヘアカラーによるかぶれ(接触皮膚炎)は近年増加傾向にあります。

テレビやメディアなどでもヘアカラーでのアレルギーやトラブルを取り上げる事が増えてきましたので、気にされている方も多いのではないでしょうか。

 

ノンジアミンヘアカラー『NODIA』をプロデュース
ヘアカラーやジアミンかぶれの方への知識や実績が認められノンジアミンヘアカラー『NODIA(ノジア)』をプロデュースさせていただいました。

業界誌「経営とサイエンス」でも理美容師様向けにヘアカラーでの頭皮刺激対策について特集を組ませていただきました。

その他メディア掲載情報

ヘアカラーでのアレルギーでお悩みの方に加えて、全国で理美容師向けのアレルギー・ノンジアミンヘアカラーのセミナーも行っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

〔もくじ〕

ヘアカラーでのアレルギーが危険な理由

ヘアカラーでのかぶれにおいて考えなくてはいけないことは、

使用者が多いことに加えて、

一度、感作されてアレルギーになり、それによる症状をアレルギーと知らずに使用し続けると、

次第に激しい皮膚炎を起こしたり、頭皮だけでなく顔や首、背中などに加えて、

全身性のアレルギー症状を起こしたり、最悪の場合アナフィラキシーショックを起こしうるという点にあります。

 

ジャパニーズ・スタンダードアレルゲン(日本人が起こりやすいアレルギー物質をまとめたもの)の陽性率は、

2005年では、

1位がニッケル、2位がウルシオールで、

3位がパラフェニレンジアミン(PPD)となっています。

この「パラフェニレンジアミン(PPD)」がヘアカラーのかぶれの原因の主な物質だと言われています。

 

しかも1,2位のニッケルとウシオールが、年々低下傾向にあるのに対して、

パラフェニレンジアミンの陽性率は増加傾向にあります。

欧米でのPPDの陽性率は2000年頃には4%台だったものが、近年の陽性率は7~8%台に増加しているそうです。

 

しかも日本での陽性率は欧米などに比べて、これよりももっと高いというデータもあります。

それは、日本人の髪が黒色であり、

白髪を黒く染めるためにはパラフェニレンジアミンが最も良く染まり、色もちなども良いので、

白髪染めや黒染めをはじめ数多くのカラー剤にパラフェニレンジアミンは使用されています。

 

すでに日本人女性の8割以上がヘアカラーをしているといわれたりもしますし、
高齢化社会においては男女を問わず毛染めをする人が増加傾向にあります。

更に、注意を要する点は、パラフェニレンジアミンそのものの毒性の強さ、アレルギー性感作性の強さもさることながら、その交差反応の多さです。

 

香粧品に多く含まれるパラベン、日焼け止めに使われるPABA、ハイドロキノン、歯科麻酔で使われるベンゾカイン、プロカインとの交差反応が指摘されています。

また洋服や、皮製品、靴などの染料とも交叉することもあるようです。

 

すなわち、ヘアカラーかぶれで一旦パラフェニレンジアミンに感作されると上記のものでもアレルギー反応を起こす恐れがあるということです。

こういったことを考えると、

すでにジアミンアレルギーになってしまった方は当然のこととして、

現在パラフェニレンジアミンに感作していない方でも、今後の為にも”パラフェニレンジアミンの含まないヘアカラー”を使用する方が良いと思います。

 

ヘアカラーのアレルギー対策

「パラフェニレンジアミンの含まないヘアカラー」=「ノンジアミンヘアカラー」

となるのですが、

アレルギーでない方がいきなり完全なノンジアミンタイプのヘアカラーに変えられるのは、

色味や明度、色持ちなどにギャップがあり満足出来ない場合も多いです。

 

その為にジアミンアレルギーになっていないけども、アレルギー対策をしていきたいと思われる方にオススメしている方法が2種類あります。

それが、

  1. PPDの含まないアルカリカラー
  2. ハイブリッドカラー

の二つの方法です。

 

①PPD(パラフェニレンジアミン)の含まないアルカリカラー

アルカリカラー(オシャレ染め・白髪染め)に含まれるジアミンは「パラフェニレンジアミン(PPD)」だけでなく、

様々なジアミンおよびジアミンに似た染料が配合されています。(酸化染料)

その中でパラフェニレンジアミンが特にアレルギー性が強いとされていて、前述したジャパニーズスタンダードアレルゲンに選ばれているのですが、

そのパラフェニレンジアミンを配合しない(その他のジアミンは配合されている)アルカリカラーというのがあります。

それを使用する事で強いアレルゲンを含まないカラーとなるのでアレルギー予防のヘアカラーとして使用する事が出来るのです。

 

②ハイブリッドカラー

“ハイブリッド”とは2種類の別の物質を組み合わせたものという意味です。

ここではジアミン染料とも言われる「酸化染料」と、

塩基性染料」といわれる別の染料を組み合わせる事により、

ジアミン染料の使用割合を減らして使用する事でアレルギーの予防をするという方法です。

 

これらの方法をうまく使用する事で、今はまだジアミンアレルギーでは無いけども、今後ジアミンアレルギーになりたくないという方に、

これまでのアルカリカラーと同じ様な色合いや色持ちを保ったままヘアカラーを楽しむ事が可能になります。

 

もともとアレルギー体質であったり、頻繁にヘアカラーをしてきたので、今後が心配という方にオススメできる方法です。

あっくん
早めに取り組むことでより効果的になると思いますので、ジアミンによるアレルギーがご心配という方はぜひご相談ください。

 

ではでは。

 

 

 

 

(理美容師さん向け)NODIA(ノジア)について

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https://m-moulin.jp/products/nodia/

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大阪 寝屋川市 香里園駅 徒歩3分「hair's LOG(ヘアーズ ログ)のオーナーあっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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