どーもー!
大阪でジアミンアレルギー、ノンジアミンヘアカラーについて真剣に考える「hair’s LOG(ヘアーズ ログ)」の美容師あっくんです。
〔もくじ〕
ヘアカラーによる即時型アレルギーの検査法を確立
ヘアカラー施術で、ごく稀にアナフィラキシー症状のアレルギーが起こることがあり、理美容業界でも注意をしているが、これまでになかった検査方法が確立された。
染毛剤では国内トップペーカーのホーユーが2021年11月25日発表した。
ヘアカラーによるアレルギーは、頭皮のかぶれなどを起こす遅延型アレルギーと、重症化する恐れのあるアナフィラキシーなど即時型アレルギーがあり、遅延性についてはパッチテストで検査しているが、即時性についてはこれまで検査する方法がなかった。
ヘアカラーによる即時型アレルギーでは、 低分子のヘアカラー成分が体内のタンパク質と結合したものをIgE抗体(*)が認識すると考えられているが、検査に応用された例はない。
研究では、代表的な酸化染料であるパラフェニレンジアミンとタンパク質の結合条件、抗原・抗体反応条件の最適化と検査方法の構築を行い、構築した特異的IgE抗体の検査法が、ヘアカラーによる即時型アレルギーの診断に有用であることが確認できた、という。
ホーユーがヘアカラーでの即時型検査方法を確立!
今回の発表によると、美容メーカーであり人気のヘアカラーなどの販売もしている「ホーユー」が、藤田学園 藤田医科大学との共同研究により、
ヘアカラー施術の際に、ごく稀に起こる「アナフィラキシーショック」などの“即時型アレルギー”の検査方法を確立したとの事です。
ヘアカラーによるアレルギーは、
頭皮のかぶれなどを起こす「遅延型アレルギー」と、
重症化する恐れのあるアナフィラキシーなどを起こす「即時型アレルギー」があります。
遅延性についてはパッチテストで検査しているが、即時性についてはこれまで検査する方法がなかった。
と書かれており、ヘアカラーでの「パッチテスト」では最初の30分間後のチェックは即時型のアレルギーを検査する方法のはずなのですが・・・
実際にパッチテストをさせていただいていて、30以内にテスト箇所が赤く腫れたり痒みが出る方はいらっしゃいますが、
“アナフィラキシーを起こすかまではわからなかった”という事なのでしょうか?
この辺りについてはまた詳しい内容が発表しだい確認したいと思います。
検査方法に関しては、
研究では、代表的な酸化染料であるパラフェニレンジアミンとタンパク質の結合条件、抗原・抗体反応条件の最適化と検査方法の構築を行い、
構築した特異的IgE抗体の検査法が、ヘアカラーによる即時型アレルギーの診断に有用であることが確認できた、という。
と書かれていまして、
コロナの検査などにも使われる「抗原・抗体検査」みたいな検査キットが出来るのかもしれません。
研究内容の詳細は、2021年11月26日(金)~28日(日)に開催される、
第51回日本皮膚免疫アレルギー学会総会学術大会(東京)で発表されとの事ですので、
また詳細がわかりましたらこのブログで報告させていただきますね!
プレスリリースはこちら
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あっくん★
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https://www.shinbiyo.com/経営とサイエンス-2021年2月号/その他メディア掲載情報
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