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急な薄毛に要注意!その抜け毛は「病気」が進行しているサインかも

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

「最近、抜け毛が多くなったな・・・」と感じられることはありませんか?

一般的に40代くらいで、薄毛・抜け毛は増加します。

これは加齢によるもので、仕方がないと言えるでしょう。しかし、最近は20代、30代でも薄毛を気にする女性が増えているようです。

 

その原因はさまざまですが、その背後に「病気」が隠れている場合もあります。

「抜け毛=病気」ということではないのですが、可能性の一つとして知っておくことで、もしや病気の早期発見にもつながるかもしれません。

ということで今回は、薄毛・抜け毛と病気の関係について書いていきたいと思います。

 

 

〔もくじ〕

薄毛・抜け毛と病気の関係とは

 

抜け毛や薄毛には病気を原因にするものもあります。

ただよく抜けるなと気軽に思って実はその裏で何らかの病気が進行していることもあり得るのです。髪や体の健康を保つためにも薄毛の原因となる病気について知っておくことは大切です。

 

人間の髪の毛は『ヘアサイクル』というものがあり、1日50〜150本くらいの髪の毛が自然に抜けると言われています。

そして正常な人は毎日抜けた分が生え変わっています。これを「自然脱毛」と言います。

しかし、抜け毛の数が突然増えたり、ある特定部分だけがごっそりと抜けるなどの「異常脱毛」が発生した場合、それは病気の前兆である可能性もありえるのです。

 

 

 

髪が抜けやすくなる病気にはどんなものがあるのか?

 

①甲状腺の異常によるもの

病気からくる薄毛で女性にもっとも多いと言われているのが「甲状腺」の異常です。

「甲状腺」とはのど仏の下あたりに位置し、ちょうどチョウが羽を広げたような形で器官に貼り付いている12グラムほどの器官です。

この器官から分泌される”甲状腺ホルモン“は体の発育や成長はもちろんのこと、生命維持にも欠かすことのできないものです。全身の新陳代謝を活発にする役割も担っています。

さらにこの甲状腺ホルモンは髪の毛を作る『毛母細胞』を活性化させる働きもあります。
そのため甲状腺の異常は抜け毛や薄毛につながっていくことも少なくないのです。

 

ホルモンの分泌量が過剰な場合に起こるのが、甲状腺機能亢進病で『バセドウ病』などがその代表例です。

逆に分泌量が少なすぎて起こるのが、甲状腺機能低下症で『橋本病』などがあります。

とくに前者は女性に起こりやすく年代も20〜30代と若年層が全体の半分を占めています(歌手の絢香さんもバセドウ病になり話題になりました)

「疲れやすい」「心臓がドキドキする」「食欲があるのにやせ始める」などの状態があったり、のど仏の下あたりに腫れが見られたりするときは、まずは甲状腺疾患を専門とする医療機関を受診してみてください。

甲状腺異常などの病気が原因の抜け毛や薄毛の場合、なによりも病気の治療が最優先です。

 

 

②鉄欠乏性貧血

血液の鉄分が不足して酸素を運ぶヘモグロビンがつくられなくなり、体内の酸素が不足している状態が「鉄欠乏性貧血」です。

血液で運ばれる酸素が足りない状態は、めまいや頭痛、息切れなどの症状だけでなく、髪の健康にも大きな影響を与えます。

髪の毛は血液からの酸素が毛母細胞に届けられることで活性化し、健康的な髪が生えてきます。その酸素の運搬が滞ってしまうと髪の毛が生えなくなってしまうのです。

この場合まずは貧血への対処が必要で、一般的にはサプリメントの飲用や内服薬の服用などで対応します。
また鉄不足は白髪の原因にもなります。急に白髪が、増えた場合もますば貧血を疑ってみましょう

 

 

③婦人科系の疾患

卵巣嚢(のう)腫や、多嚢胞性卵巣症候群など、婦人科系の疾患は、病巣のある場所が場所だけに、女性ホルモンの分泌を乱し、抜け毛や薄毛を招くことがあります。

こうした疾患が、発見された場合それらの治療を先ずは優先しましょう!

そのほか生理不順や無月経、不正出血などがある場合も専門家に診てもらうこおをオススメします。
生理周期が、乱れるということは女性ホルモンの分泌が乱れていることであり、そのことは、髪にも大きな影響を与えます。

体と髪の元気に保つためにも決して放置はしないようにしましょう。

 

 

④薬の副作用

病気の治療のために服用する薬が抜け毛や薄毛の原因になることもあります。

薬によりその影響は大小ありますが、がん治療で使われる『抗がん剤』はその代表例でしょう。

『抗がん剤』は、細胞分裂を抑制することでがんの成長を抑えるというものです。
その際正常な細胞にもがん細胞にも薬は区別することなく機能してしまいます。

となると髪の毛を作る毛母細胞も、影響を受け、その働きが抑制され抜け毛や薄毛につながってしまうのです。

その代わりこういった薬の服用や治療をやめれば髪は再び生えてきますので、治療中はウィッグなどを上手に活用し、病気の治療を優先しましょう。

 

 

まとめ

病気による抜け毛や薄毛の場合、加齢によるそれにくらべて急激に現れる場合が多いです。

もし急に異常な脱毛があった場合には病気の可能性も疑い、早めに医療機関を訪ねるようにしましょう!

そして、すでになんども書きましたが病気による抜け毛や薄毛の場合は、治療を優先すべきは原因である病気のほうです!

病気が原因であれば回復とともに抜け毛の量も減ってきたり、新しい髪が元気に生えてくることになります。

とはいえはじめに生えてくる髪は細く弱々しくなりがちです。髪の状態が元に戻るまでには比較的時間がかかる場合がありますので、その時は目立ちにくいヘアスタイルなどに変更されるのがおすすめです。

その時はぜひ信頼のおける美容師さんに相談してください。

 

 

ではでは。

 

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大阪 寝屋川市 香里園駅 徒歩3分「hair's LOG(ヘアーズ ログ)のオーナーあっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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