『tint bar(ティントバー)』は本当にヘアマニキュア並みの発色をするのか試してみた!

 

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

ビューティーエクスペリエンスから、

スロウ(THROW)に続くair木村直人さんプロデュースのヘアカラー剤、

「ティントバー(tintbar)」

が11/6に発売される事になりました!

 

パッケージモデルもテリちゃんの愛称で人気のカンテリ(インスタフォロワー160万人以上ww)を起用し、

さらにカラーの色名にもインパクトのあるネーミングを採用したり、ポップなパッケージデザインもデザイン好きな美容師さん好まれそうです!

 

では実際に新しく発売される「ティントバー」の特徴とは、、

マニキュア並みの高発色アルカリカラー

なんとアルカリカラーでありながら、ヘアマニキュア(酸性カラー)並みの高彩度発色を可能にしたという事です!

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このティントバーは、“アクセントカラー”といわれる、ほぼ色味の染料のみで作られた色だけをラインアップするという、今までのアルカリカラーには無かった発想のラインナップです!

従来のヘアカラー剤にもアクセントカラーと呼ばれるものはあるのですが、代表的な色味を数色ラインアップされているのがほとんどで、

アクセントカラーだけで構成されるヘアカラー剤というのは僕は初めて聞きました!

 

高発色を実現するための4つのこだわり

①高彩度発色に設計された染料構成

tintbarは主の骨格となる深さを出すための中間体染料よりも、彩度に関わるカプラー染料とニトロ染料の比率を多くし、色の鮮やかさを重視した染料構成にしています。

②髪の内側からクリアに発色する「water rich cream」処方

1剤における水分の割合をできるだけ多くし、油分を大幅に減らした「water rich cream」処方。
油分は毛髪への塗布のしやすさや仕上がりのなめらかさをつかさどる反面、毛髪表面に膜を張り、「酸化染料」や「アルカリ剤」の浸透を妨げる性質も持っています。
油分は利点を活かせる必要最低量にし、水分を多くして染料の浸透性を高めました。

③染料の浸透性を高める「higher prnetration」成分配合

酸化染料の浸透を助けるために「higher prnetration」成分として、毛髪内部への浸透力が高いCMC類似成分と浸透性アミノ酸を配合し、染料を定着させ、均一な発色に導きます。

④色をより鮮やかにみせる「gemlike gloss」成分配合

「gemlike gloss」成分を配合し、ヘアカラーによるごわつきなどを抑え、毛髪をまどりやすくすることで光の乱反射を防ぎ、ツヤのある髪へと導きます。

といった4つのこだわりがある様です。

 

ティントバーの1番気になる、染料の種類はアルカリカラーと名乗っていることからわかる様に「酸化染料」です。

そのアルカリカラーに使われる「酸化染料」にも種類がありまして、

  1. 主にブラウンやブラックのベースとなる「中間染料体
  2. その中間染料体と混ざることで発色し様々な色を作れる「カプラー(調色剤)
  3. 単独で発色し鮮やかな色を作り出すことのできる「ニトロ(直接)染料

と大きく3つに分かれ、それぞれを組み合わせることにより様々なヘアカラーの色味を作りだしているのです。

 

染料中間体のみでも染色は可能ですが、くすんだ色味しか出すことができません。(ブラウンやブラックの髪色に染める時は必須になりますが)

そこでティントバーは色調を作る「カプラー」と、もともと鮮やかな「ニトロ染料」を多く入れることで、
これまでのアルカリカラーでは出すのが難しかった高彩度鮮な色味を出すことに成功されたようです!

ただしニトロ染料は髪の内部で発色しないため染料が流出しやすく、色の褪色が比較的早いと言われています。 

 

そして浸透性や発色を重視するために、カラー剤の油分を少なめ、水分を多めに処方。

最近はツヤ感重視の油分が多いカラー剤が多い中、逆の発想ですね。

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浸透性が高いため頭皮への刺激性も高いかも?でも根元にたっぷり塗布するためのヘアカラーではないのであまり問題にはならないと思いますが

 

後はCMCやアミノ酸、シルクポリマーなどを配合し毛髪の内部と外側にツヤと潤いを与えるような処方になっております。

 

ティントバーは本当にヘアマニキュアばりの発色なのか!?

では本当にティントバーは酸化染料でありながらヘアマニキュアの様な鮮やかな発色が可能なのか?

その辺りが気になるところだと思いますので、

実際にティントバーのサンプルを使って実験していきたいと思います!

 

 

サンプルでいただいたのはこの三色、

  • インディゴブルー(ネイビー)
  • タイガーリリー(オレンジ)
  • パーフェクトシアン(ミント)

 

こちらの三色を、

白髪毛12レベルの毛束に実際に染めていきたいと思います!

 

成分表が気になるマニアックな方向けにこちら

 

あと、実際にヘアマニキュアと比べないとわからないところもあると思うので、

お店にあるグリーンオレンジのヘアマニキュアも同じ様に染めていきたいと思います!(ブルー系のヘアマニキュアはありませんでしたw)

 

 

毛束をtint barで染めてみる

各色をチューブから出して思ったのは、

アレ?!

あっくん
思ったよりニトロ染料少ない??

ニトロ(直接)染料が多いなら剤もその色に近くなるのですが、思いのほか白いので、カップラー多めの意外と酸化重合をしっかりと行うのかもしれません。

酸化重合を行うという事は、髪の毛の内部で染料が大きくなり、色持ちなどが良いことになります

 

こちらの三色を二剤のオキシとよく混ぜまして、

毛束に塗布して自然で20分間放置しました。

 

さらにヘアマニキュアも同じ様に塗布しまして同様に自然20分

時間が来たら流して軽くシャンプーします。

 

 

毛束染め上がり

まずはヘアマニキュアの仕上がりから、

ヘアマニキュアの発色

 

グリーン

オレンジ

これぞヘアマニキュア!って感じの鮮やかな発色ですね!

12レベルの毛束でもしっかりと発色しています!

 

そして、気になるこちらが、

ティントバーの発色

 

インディゴブルー(ネイビー)

しっかりとした濃いネイビーブルーに発色しています!

ただし12レベルの毛束の方が一般の方には「ただの黒やん」と思われる可能性もあるのでしっかりとブリーチでリフトしておく必要はありそうですね。

 

タイガーリリー(オレンジ)

こちらはしっかりとしたオレンジ!

ただし高彩度かと言われると微妙なところです。

 

しかし、今回驚きの発色だったのは、

パーフェクトシアン(ミント)

これはかなりの高彩度!

これはヘアマニキュアで染めたと言われてもわからないかもです!

 

ではヘアマニキュアとティントバーの毛束を横に並べて見比べてみましょう。

オレンジ系比較

ティントバーのオレンジも鮮やかではあるのですが、横に並べて比べてみるとヘアマニキュアの様な明度と彩度は少し弱いです。

ヘアマニキュアのオレンジよりかは少し濁りがあると言えます。

 

グリーン系比較

そしてグリーン系は色味が違うものの、

パーフェクトシアン(ミント)は、ヘアマニキュアに負けていないほどの彩度が出ています!こちらはヘアマニキュア並といっても過言ではないでしょう!

 

酸化染料でこの彩度は今後発売予定されている追加色も含めてとても楽しみになりました!

 

しかも、木村直人さん曰く、

 

1番自信があるのが、最後に発売されるブラウン系だとか。

アクセントカラーでブラウンが自信作とはどういう事なんでしょうか?

トーンアップした髪にグレーとかベージュが簡単に出せるようになればそれはもうサロンワークで大活躍しそうな気がします。

発売が楽しみになりますね!

 

 

ティントバーのメリット・デメリット

現在のヘアカラーのトレンドとして、

ダブルカラーやインナーカラー、裾カラーなど、ビビッドなカラーなど個性のあるデザインが引き継ぎ人気です。

そのため「ブリーチ」をした後に、

高彩度で発色してくれる「ヘアマニキュア」や「カラートリートメント」を使用するケースが増えています。

最近では他社さんからヘアマニキュア配合のヘアカラーなども発売されています。

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その中でもこのティントバーは鮮やかな色をだせる酸化染料としてかなり使いやすいものとなるのではないでしょうか!?

美容師が使い慣れた酸化染料(アルカリカラー)で、高彩度発色が出来るというのは、

現在使用してるアルカリカラーに加えたり、カラーチェンジする際なども計算がしやすいというのは大きなメリットです。

単品の使用では6レベル程度とのことなので、髪の毛を明るくしながら高彩度に発色させれるような魔法の様なアイテムではないですが、

ブリーチまでしなくてもヘアカラーで明るくなっている髪であればある程度彩度の強さを感じさせる仕上がりになるのではないのでしょうか。

 

「デメリット」になるものといえば、

もともとアクセントカラーと呼ばれるものは他のカラー剤からも発売されており、アルカリカラーに混ぜることで高彩度の発色を出せるメリットがあるものの、

色味が早く落ちやすい“というところがあります。

ニトロ染料は髪の毛の内部に入りやすいものの、髪の毛の内部で留まる力はあまりなく、すぐに流れ落ちやすいという特徴があるからです。

 

なのでこの「ティントバー」は、

ニトロ染料を増やす事で染まりあがりの発色を重視し、色持ちはあまりしないのか、

ニトロ染料を多くしても褪色しにくい特別な処方になっているのかが気になるところです。

カラー剤の成分表や剤の色から判断すると、多いと書いているもののニトロ染料の量は実際にはそれほど多くないのかもしれませんし…

 

あっくん
もし褪色が早いのなら、ダメージ部にくっつきやすくヘアマニキュアと同様の鮮やかさが出せるカラートリートメントタイプの方が有効的なのかもしれません

この褪色具合に関しては今後実際にお客様などに使用して感想を聞きたいと思います!
 

ティントバーで染めた髪にブリーチしたらどうなる?(追記)

このブログを投稿したところ知り合いの美容師さんから、

「その毛束を全部30分ブリーチしてみてください!!」

「抜けが気になります!」

というご要望がありましたのでやってみたいと思います!

 

ブリーチで綺麗に色は抜けるのか?

先ほどのティントバーで染めた毛束に、

 

 

「ブリーチ」を使ってどのくらい色が落ちるか試してみたいと思います。

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ブリーチオンカラーで問題になりやすいのは、

すぐに色落ちしてしまうことと

 

その逆に、

変に色が残ってしまったり、変色してしまったりして、次のヘアカラーの邪魔になってしまわないか?

という事です。

あっくん
ブリーチで染めた色が綺麗に落ちるなら、カラーチェンジなどもしやすく、使いやすいカラー剤だといえます。

 

それでは、ティントバーで染めた毛束の半分に、

ブリーチ+オキシ6%(2倍)を塗布して、

30分時間を置きます。

 

せっかくなので、ついでにマニキュアで染め方の毛束も、

同じ様にどのように色落ちするか確認したいと思います。

 

ブリーチ後の結果発表!

ブリーチで30分置いた後のティントバーの毛束はこちら!

おおー!かなり綺麗に色が抜けました!(°▽°)

オレンジだけが少し色が抜けにくいみたいですが、変色しているわけでも無いのでこの程度なら問題は出にくいのかな?と思います。

 

ヘアマニキュアの方の結果はこちら、

グリーンの方は、結構抜けましたが、

オレンジはティントバーより抜けにくいという結果になりました!

 

12レベルの毛束は明るくなってるので抜けているようにも見えますだ、メラニンを削っただけでオレンジ味は残っているんだろうなと推測できます。

カラーチェンジのしやすさは、ヘアマニキュアで染めるより、ティントバーの方がしやすそうです!

ブリーチと経過による褪色具合は違いますので一概にはいえませんが、色持ちはヘアマニキュアの方が良いのかもしれません

 

ブリーチによる色抜け まとめ

もともと通常のアルカリカラーでも暖色系が髪の毛に残りやすいという特徴がありますが、それはティントバーでも同じ様な結果になりそうです。

今後追加色などが出てくると、抜けやすい色、抜けにくい色なんかの特徴がよりわかってくるのではないでしょうか。

 

とりあえず今回の実験で分かった事は、

ティントバーでブリーチオンカラーをして、もしすぐにカラーチェンジしたいと言われたとしても、

またブリーチをすれば綺麗に色を抜くことができるので、

『マニキュア並の高彩度なのにカラーチェンジの邪魔になりなくい』

というのはティントバーの大きなメリットになるのではないでしょうか。

 

ティントバーまとめ

これまで「アクセントカラー」というそのものは、決して珍しいものではありませんでしたが、

アクセントカラーのみ“というラインナップで構成されたこのティントバーはとてもインパクトのある発想の商品だと思いました。

 

ヘアマニキュアやカラートリートメントも進化してきてる中、

ヘアマニキュアやカラートリートメントの鮮やさには多少及ばない色味もありそうですが、

それでも美容師にとって使い慣れた酸化染料で、これまでに出し辛かった鮮やかさな色が出しやすくなるというのは大きなメリットになります。

 

スロウに限らず、他メーカーのヘアカラーと混ぜて使えるので、

今お店で使っているヘアカラーを入れ替えることなく導入しやすいことも大きいのではないでしょうか。

 

ビューティーエクスペリエンスさん得意のSNSマーケティング戦略も含め、

この【tint bar(ティントバー)】売れるんじゃないかと思います( ̄+ー ̄)

 

今後も実際の使用感や発色、他の色の情報も入れば随時ご紹介していきたいと思います。

 

ではでは。

 

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